プロフィール

鈴木 康友
2007年より、北信越BCリーグ「富山サンダーバーズ」監督就任

1959年7月6日生まれ/奈良出身
右投右打
選手:巨人→西武→中日
コーチ:西武→巨人→オリックス
趣味は手品(高校のときから28年)、カラオケ(涙そうそう、幸せになろうよ)、ゴルフ

2007年08月 アーカイブ

2007年08月29日

投手陣の踏ん張り…

先週は小園の故障でエース不在の中、またもや4連戦で非常に苦しい戦いを強いられましたが、全員の頑張りで3勝1敗と勝ち越すことができました(^_^;)

土日の試合は1点でも多くと野手陣が奮闘!初回から8点、5点とゲームの主導権を握ることができましたが、途中僅差に追い上げられる展開となり、終わってみれば11‐9、25‐16という乱打戦で、日曜日の新潟戦は日没ゴールドゲームということになりました。
私も長く野球に携わっていますが初めての体験でした。うちの選手達は我々首脳陣にもいろいろ勉強させてくれます(*_*)

28日、松山坊っちゃんスタジアムで四国アイランドリーグ選抜チームと交流試合を行いました。前回の石川では1‐16と大敗して悔しい思いをしたので、今回はゲームを成り立たせるということだけを考え、挑みました。北信越リーグの最近の試合はどのチームも投手のやりくりが大変なようで、大味な試合が多く、この交流戦もそれだけが心配でした。
打線が繋がるよう、三番から六番までサンダーバーズのクリーンアップを組み、1点でも多くとイメージして入りました。ところが、心配とは逆に初回の2得点を投手全員で守るという好ゲームで2‐2の引き分けとなりました。
格上相手にこんなピッチングが出来た事で、投手陣は自信がついたと思います。

さあ、あと残り20試合です!みんなで力を合わせて頑張ります(^_^)v

2007年08月22日

康友インタビュー特別編(ライティーと一緒に踊ろう!)

特別ゲスト「ライティー」の登場です。
ビデオで振り付けをしっかり覚えて、球場でライティーと一緒に踊りませんか?
詳細はこちら→ライティーと一緒にYMCAを躍ろう♪

※ダンスのBGM(「YMCA」)部分は、著作権上消音させていただきました。

2007年08月20日

チームへの思い

ケガで治療中の尾崎の右足が思うように回復せず、鹿児島に帰って治療に専念することが決まりました。今日まで副キャプテンとして本当に頑張ってきてくれました。開幕から怪我続きで試合に出られなくても、一生懸命声を出し、チームのみんなを励ましてくれていました。
そんな彼が富山を離れる事になり、皆の前で話をしました。「苦しくても、とにかく皆と一緒にキャッチボールがしたかった」「グランドに来て皆の笑顔が見たかった…その思いだけでした!」と言っていました。

近々、彼は鹿児島へ帰りますが、選手達は、「必ず優勝して、彼を胴上げの輪の中へ入れてやろう…」と、ヘルメットに「52」のシールを貼って戦っていきます。ファンの皆様も、尾崎が一日も早く回復する事とチームの優勝を願っていて下さい!よろしくお願いします!

僕にはもう一人、皆さんに思いを伝えたい人がいます。作詞家の「つかささん」の思いです。つかささんは、進行性筋ジストロフィー症という難病と33年も闘っておられる富山県の男性です。
現在も病院に入院されています。つかささんは病床でたくさんの詞を書いていらっしゃいます。
この度、その詞に高原兄さんがメロディーをつけ、一つの曲が出来上がり、僕が歌う事になりました。当初、この話があった時は「自分は野球を教える事が仕事で、歌を歌う事には気が進まない…」と消極的でしたが、高原さんとつかささんをお見舞いに行って気持ちが変わりました。身体の自由が利かなくても、前向きに一生懸命生きていらっしゃる彼の姿と、33年間寝たきりの彼を明るく支えていらっしゃるお母さんの姿に胸をうたれ、この話を承諾しました。

今は「つかささんのために歌おう!全国でこういった難病で苦しんでいる人達の励みになれば…」という気持ちでいっぱいです。長い闘病生活の間に書き上げたつかささんの思い…「あなたの風になりたい」が今月末に発売されます。とても良い曲です。ぜひ聴いて下さい。

2007年08月14日

四国アイランドリーグ交流戦

最近では、単独チームでも、NPBの二軍に勝つほどの力をつけた四国アイランドリーグの選抜チームと、7日に金沢で交流戦を行いました。

結果は1‐16と大敗(>_<) アイランドリーグの選手は、技術はもちろん、精神、体力的にもまさっており力の差を感じずにはいられませんでした。普段、なかなか打ち崩せない石川の蛇澤君や高田君の球を、簡単に打ち返すのです。
年間90試合を消化するアイランドリーグは、今年で3年目を迎え、独立リーグの先輩として非常に逞しいです。今月末に四国に遠征し交流戦を行う予定ですが、なんとか一矢報いたいですね!

そんな大敗した試合の中でも、我がチームの野原の活躍ぶりは、目を見張るものがありました。
しかし、試合の終盤に外野フェンスに激突し、左腕に17針も縫うケガをしてしまいました。直後は出血もひどく、最低2週間はプレー出来ないと思っていたのですが、3日後の信濃戦にはいつも通りスタメン出場しました。彼の精神力、責任感の強さには驚かされます。

それにしても、毎日暑いですね(@_@)グランドはまるでフライパンの上のような状態です(☆>o☆)観戦に来られる方も、暑さ対策を万全にして来て下さい!!

2007年08月07日

信頼関係

先週は2勝1敗と勝ち越しましたが、最近の負け試合は守備の乱れから自滅する、あと一つのアウトが取れないといったパターンばかりでした。

開幕から、野手が叩き出した大量点のおかげで、投手陣は楽に勝つ事が出来ていました。しかし、ここのところ、野手がエラーしても、あと一つアウトを取れば乗り切れるという場面で、抑えきれず打たれるというパターンが続いていました。
ピッチングは配球や技術も重要ですが、「何としても抑える」「今までの借りを返す」という気力も大切なのです。そういう気持ちが投手と野手の信頼関係に繋がっていくのです。日曜日の信濃戦はエース小園が力投して、四番野原の10号2ランで先制し、どっしりとしたゲームが出来ました。

打てない時は投手陣が頑張る、投手が取られたら野手が取り返す!今の時期は誰でも疲れが溜まりますが、野手と投手の助け合いで、暑さも疲れも吹き飛ばして、猛暑快進撃と行きたいですねv(^-^)vみんな!頼むよ(>人<)

2007年08月02日

フューチャーズ交流戦

プロ野球の育成選手が中心となったチーム、フューチャーズと北信越BCリーグ選抜チームが富山(アルペン)と新潟(三条)で交流戦をする事ができました。
富山の試合では先発の小園、野原、井野口、草島らサンダーバーズ勢の活躍で勝つことができ、アルペンスタジアムが大変盛り上がりました。先発小園が3回零封、打線も初回から機能し、追加、だめ押し点と理想的なゲーム展開でした。

翌日の試合は2回にミスが集中、大量失点し敗れてしまいましたが、失点したのはその回と8回だけで、よく頑張ったと思います。
やはりプロ選手は体も大きく、スピードも優れています。でも内野のボール回し、全力疾走などはBC選手の方が見てて気持ちが良かったですね。一生懸命、必死さはよく伝わってきました。
私もプロ野球で長くコーチをやらせてもらってましたが、育成選手にはプロ入りする事が最終目標ではない、そこでお金を稼ぐんだという意識をもっと強く持って欲しいですね。野球をやる環境は整っているのですから…練習する環境や量、栄養面やコンディショニングを考えてもBCリーグの選手達はよく頑張ってました。

フューチャーズの選手達は三条での試合当日、富山から新潟へ移動する中で、中越沖地震で被災された方を4箇所、慰問したと聞きました。北信越でプレーする我々も野球を通して地域活性化に貢献できればいいと思っています。
フューチャーズの監督、コーチ、選手達、本当にご苦労様でした。1日でも早い一軍でのプレー、活躍を祈っています。頑張れ!