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NPB秋季キャンプ

進藤さんからメールをいただき、驚くではなく、やはりなと思いました。
毎日、一対一の特守が1人当たり40分〜1時間。
選手達は1日当たり軽く1,000スイングを超えるそうです。
BCLの練習量とは比較になりません。
富山サンダーバーズでは、過去3人の監督、5人のコーチ(後の監督を含まず)に指導していただきました。
8人の指導者が異口同音におっしゃられている事は
『練習する体力がないから、深い技術練習まで辿り着けない』でした。
BCL他球団や、四国ILの監督コーチの方にお聞きしても同じ言葉が返ってきます。
改めて、進藤さんから頂戴したメールで実感させられると共に
我々が、今為すべき事は何か。
このオフシーズン、冬の間に為すべき事は何か。
我々の選手達は気付いているはずです。
それは、練習する為の体力
即ち『貯金』を作る事。
『ただ量をこなせば良いわけではない』当たり前です。
『質が高い練習』があるのであれば、
その練習を『量多く』した選手が伸びる事は必然ですし、
『量すらこなせない』のであれば伸びる要素がありません。
質の低い、間違えた練習を長く量をしても上達はしないのかもしれない。
質は高いが、量が少なければ上達の幅を狭まるのかもしれない。
質と量は足し算ではなく、掛け算であるはずだ。
質の低い練習で量を多くすることと
質が高く練習量が少ないことはほとんど変わらないはずだし、どちらも足りない。
質が高く、練習量を多く取ることが成長を促し
BCLの舞台がゴールではない選手達に必要な事だ。
少なくとも、NPBのスタートラインに立っていない我々の選手達が
NPBのスタートラインに立った選手達よりも練習していないのであれば、
その差は開くばかりである。
我々の選手達の”選手としての”ゴールは、NPBの1軍やMLBで活躍することにあるはず。
NPBドラフトで指名されることがゴールのはずはない。
そうであるならば、今、この時期にやるべき事は一つだ。
ファン感謝祭で青木が懺悔していた。
2014年の選手達との初顔合わせの時、
一回り逞しく、やるべき事を追い込んでやってきた選手達に会う事が楽しみだ。
誰一人いない事は明白であるが、もしも、万が一、そんな選手がいたとすれば
考えたくもないけれど、ユニフォームを着る資格は無く、脱いでもらうことになるかもしれない。
練習は嘘をつかない。
そう、練習は絶対に嘘をつかない。

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