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2013年10月 アーカイブ

2013年10月28日

独立リーグGCS

石川が3勝1敗で独立リーグGCSに勝利した。
2年前、高く厚い四国ILの壁を石川が突破して以来、
新潟、石川と3連覇である。
2007年の石川対香川はレベルが違い過ぎた。
2008年の富山対香川は少し縮まったけど、地力の違いがあった。もう一歩ではあったけど・・・。
2009年と10年に差は感じず、11年からは上回った印象を受けた。
金沢での1試合しか観戦できなかったけれども、個々のレベルに遜色はなく、
より”チーム”として戦っていたのが石川だったと思う。
石川MSに素直に言いたい
おめでとうございます。”ここ”の試合での集中力には感服致しました。

さて、これで2013シーズンBCLの試合は全て終了した。
今日からは2014シーズンに向けての戦いが公にスタートする。
11月9日、10日は東京で
16日、17日はアメリカで
24日は関西でBCLトライアウトが行われ、
12月6日のBCLドラフトで殆どの陣容が決まる。
もちろん、速やかに新監督人事を決定しなければならないのは言うまでもない。
スタートする前は希望に満ちている。
スタートする時は不安と期待が入り混じっている。
スタートしてからは歓喜と落胆が日々訪れる。
2014年4月に希望を
それ以降に歓喜を呼び込む為の戦いがスタートする。
よし、がんばろう!

2013年10月25日

NPBドラフト会議

昨日行われたNPBドラフト会議において、
香川の又吉投手が中日ドラゴンズ2位指名
信濃の柴田投手がオリックスバファローズ7位指名を受けました。
又吉投手の2位指名は独立Lの地位を高めるものであり、
独立Lの未来においても重要な指名をいただいたと思います。
より良い選手、よい素材が独立Lを選択するようになれば、
より高いレベルの試合
より面白い試合が増え
選手個人の成長やステップアップに対しての楽しみも増えます。
反面、本指名2選手、育成指名1選手の合計3選手の指名を
少ないとするのか妥当とするのか
新潟の寺田投手や信濃の篠田投手、富山の大竹投手が指名されなかった事に関して
在り方や育成方法等を再検証しなければならない時期なのかも知れません。
大学や社会人野球では、年間70試合もすることはありません。
多くても50試合くらい、概ね20〜40試合程度と思います。
NPBドラフト会議が近づくと、スポーツ新聞には”今回は打たれたが、継続してみているので高評価に変わりはない”とか”リーグ戦の連投で疲労があったと思うが、素材は高評価”なんて文言を良く見かけます。
寺田投手はNPB2軍と戦ってもBCLと同等以上の成績を残しています。
直接戦い、自軍の選手を”ものさし”として検証し、指名につながらなかったのかもしれませんが、本当にそうなのだろうか。そうかもしれません。
ある方が”2軍で使える選手を探してはいない。1軍で活躍できる可能性のある選手を探している”とおっしゃられていたました。
そこに関しては、正にそうだと思う。
ある時期、ある方が”今の彼の投球は1軍で使える”とおっしゃっていました。
年間72試合の公式戦が組まれ、(オープン戦を含めれば)50前後の試合を投げ、9月に疲労の蓄積やケガもありパフォーマンスが落ちたのは事実。
NPBの1軍で年間50試合前後を投げ、年間通して好調な投手は一握り。
もちろん、大事な時期に印象に残るパフォーマンスが残せなかったのだから
”持ってない”のかもしれない。
それでも釈然としない思いは残る。
福井出身の前田や森本ががんばってくれているから投手のレベルは証明できているはず。
長期間安定したパフォーマンスか、
短期間突出したパフォーマンスか。
リーグのレベルが上がることで見ていただく回数を増やしていただくのか。
何処に答えがあるのか分からないが、この釈然としない気持ちだけは持ち続けようと思う。
私自身”持っている、持っていない”に関しては否定的。
それは心の持ちようだと思うから。
だとすれば、私がしなければならない事は
持っていようと持っていまいと、継続して見ていただけるような環境を整える事。
継続して見ていただければ”今回は打たれたが、継続してみているので高評価”もいただけるはず。
よし、前を向いて、切り替えて、進むだけだ。

2013年10月18日

進藤監督

進藤監督の退任、横浜DeNAベイスターズコーチ就任が決定致しました。
率直な気持ちは“寂しい”の一言です。
シャイで誤解され易い方だとは思いますが、野球への情熱、知識、指導力、素晴らしい方です。独立リーグ・富山サンダーバーズの理念や立ち位置への理解力とスピード。練習や試合と地域貢献活動へのバランス。新しいアイディアの提供や改革案。自身のミスを認められる分析力や客観視できる能力。長所を挙げればキリがありませんが、何よりも全てを支えた明晰な頭脳には感服しています。
毎年オフになると、進藤さんがNPBに復帰されてしまうのではないかと心配だった。
“オファーが来たら言うって”
毎年ニヤリとしながらおっしゃられた言葉は
今年は“オファーが来た”でした。
我々が野球をさせていただいている理由には、地域貢献の他に選手や指導者のステップアップがあります。
選手はNPBにドラフト指名されたり、MLBを含む海外プロ野球リーグの契約を勝ち取る事。
指導者も同様です。
然るべきタイミングで、然るべきオファーがあった事に対し、球団としてとるべき方針は、喜んで送り出す事しかない。
進藤さんから色々な事を学ばせていただいた。
我々が進藤さんから学ばせていただいた事を継続し、10月に真剣勝負を戦っている時には、進藤さんも真剣勝負を戦っていることを期待している。
お酒が飲めない進藤さんがビールまみれになっている姿をテレビで観たいし、同じ頃に富山のファンの皆様と歓喜の渦の中にいたい。
進藤監督、4年間ありがとうございました。
やっぱり、ちょっと寂しいです。

2013年10月15日

BCLチャンピオン

2007年に開幕したBCLのチャンピオンフラッグは、
石川、富山、群馬、石川、石川、新潟、石川が獲得し、
富山を含む3球団が1回
石川が脅威の4回目のBCLチャンピオンに輝いた。
正直に言ってしまえば、今季も新潟がチャンピオンになると思っていた。
それ位、シーズン中は新潟の強さが際立っていた。
それでも、6シーズン中3度BCLを制覇し、4度目の頂点を狙う石川が勝利した。
今回のBCLCSは諸事情により観戦できなかったので詳細は不明だが、初戦に南を登板させ、寺田とのエース対決を勝利した事が全てなんだろうと推測する。
何故なら、今シーズン前半の強さを支えていたのは、寺田、佐藤の左右両エースの活躍。
しかしながら、新入団の佐藤はシーズン後半にコンディションが落ちてきていた。
そうであるなば、2戦目に南を配し確実に獲りに行く事も考えられたはず。
石川の選択は”逃げ”の采配ではなく、”当然の真っ向勝負”だった。
当たり前の事を当たり前にする事ほど難しい事はない。
それを、当たり前にやるのが石川の強さなんだと思う。
マジックが点灯しようがしまいが、当たり前に戦う。
プレーオフだろうがなんだろうが、当たり前に戦う。
我々は当たり前に戦えたのだろうかと考えてしまう。
選手や監督コーチは精一杯戦ってくれた。
そのことに関して後悔も言い訳も何もない。
それでも届かなかったのは何が足りなかったのだろうか。
それは、当たり前に戦えるメンタルの部分だったのかもしれない。
”出来る”と本気で思ってる奴にしか成功は掴み取れない。
”出来たらいいな”で成功することはない。
来季こそ。

徳島の監督は島田直也さん。
信濃でピッチングコーチをされ、徳島に渡った。
信濃戦でお目にかかると”秋に(プレーオフで)待ってるぞ”と、いつも声をかけて下さった。
19日から金沢市民球場で独立LGCSが始まります。
直也さんには申し訳ないが、石川に勝って欲しいと心から願っている。
BCL6球団に関わる全ての方々、ファンの、チーム、選手達の、スタッフ達の代表として、
正々堂々、勝って欲しい。
心から
がんばれ!石川ミリオンスターズ!

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