2勝1敗
2勝1敗で首位まで2.5ゲーム差
成績が芳しいとは言えないが、新潟、信濃が強い為、首位まで僅差に付けられている事はありがたい。
先日の5連敗でも書いたが、5連敗中でも内容は良かった。
一つきっかけがあれば、ラッキーボーイが出れば、勝ちを拾えそうなチーム状況。
幸いな事に、お互いのデータがないマウイ・ハワイに勝つ事ができ
群馬には、あと一本、あと少しの内容で2勝1敗であった。
この3戦で共通していた事は、(ランナーや打者を)動かす(動く)野球の中で”内野ゴロをちゃんと打てた””スタートをちゃんと切れた”事。5月の連勝は正に”ちゃんと”できた事で相手のミスを突き勝利を重ねてきた。そんな野球が戻りつつある。
もちろん、3戦の先発も素晴らしかった。
高塩はデータが無い中で相手に敬意を抱き過ぎて失点したが、一回りしてからは力量を見極め冷静に対処し力のさを見せ付けた。
元気は今季一番かもしれない球のキレ。気合も含め勝たせてあげたい内容だった。
隆史はいつも通り。冷静に力量を推し量り、7回を1失点に抑える先発の役割を果たす。
前節で打たれてしまった秦、大竹も無難に無失点で切り抜け、自信の回復を含めた登板をすることが出来た。
役者や戦力は整いつつある。
なぜ復調気配があるのか。
尋常ではない危機感の中、酷暑のグラウンドで早出特打ち・特守する選手が増え続けている。
酷暑であり、練習をし過ぎればスタミナを含めベストコンディションで試合に臨めなくなるリスクもある中、そんな選手達が結果を出し始めている。
熱心に応援いただいているファンの皆様は、明らかに身体にキレが出てきた選手を複数名思い浮かべる事が出来るのではないでしょうか。
著しく守備が安定してきた選手の姿も思い浮かべる事が出来るのではないでしょうか。
前期の悔しい結果。
もしかしたら、コンディション維持に傾きつつあったメンタルを、足りない技術の向上に再度比重を置いた結果が良い方向に転がり始めているような気がします。
忘れてならないのは、我々はチャレンジリーグの選手である事。
チャレンジした結果のミスは許容できるが、消極的な、もしくは現状維持を目的とした結果については許容出来ない。
改めて考えさせられた7月でした。
後期も1/3を消化し、最悪のチーム状況からスタートしたにも関わらず、2.5ゲーム差でいられる事は、望外のラッキーである。
このラッキーを生かさない手は無い。
早出特打ち・特守に励む選手、居残り自主練に精力的に励む選手達を見ていると、
生かせると心から思える。
俺達は、やれる。