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2013年05月 アーカイブ

2013年05月13日

単独首位 貯金2

単独首位、貯金2である。
慣れない文字にニンマリしたり、お腹が痛くなったり大変である。
5割で迎えた先週末は2戦2勝であった。
8回に追いつかれ、9回に本塁打で勝ち越し逃げ切る。
初回に大量得点し、気付けば1点差で辛くも逃げ切る。
2試合共に漫画のようなストーリーではあったが、
一番重要な目的である”勝利”を2試合共に手に入れたことは大きい。
”貯金2は連敗すれば消えるが、貯金3は連敗しても消えない”
と言われるが、チームの戦力を考えれば3連敗は考え辛い
つまり、15日に勝利し、貯金を3まで増やせば少しだけ余裕が出ることになる。
従って、15日の試合の重要性が否応に増してくるわけである。
ローテーションでいけば隆史の先発か、百合の復帰即先発のどちらかであるが、好調を持続するチームであれば素直に隆史ではないかと思う。
先の試合で原点を思い出したような低目へのコントロール。
打ち気が無いと見るや、簡単にストライクを取る大胆さ。
完璧だった。
年に何回あるかどうかの登板だったのではないかと思う。
前回同様の内容を期待するのは酷であるが、7回2失点とか、8回3失点とか、先発としてまとめてくれそうな気配が漂っている。
15日の登板も期待したい。

先日、弊社取締役でもある、富山地方鉄道株式会社 代表取締役社長 川岸宏様が急逝された。
川岸様には本当によくしていただきました。
取締役、株主、スポンサーとしてだけでなく、選手や監督コーチの面倒を見てくださり、数多くの試合をご観戦いただきました。
ダンディーでシャイで温かくて厳しい方でした。
結果として最後のご観戦が200勝を達成した試合で、記念のボールを進呈させていただいた際の笑顔が忘れられません。
10日に逝去され、チームには”13日のご葬儀にウィニングボールを2つ届ける”目標が生まれ、杉本の本塁打は川岸様が打たせてくれたとしか思えませんし、6点を返された試合は”油断してはならん”とのご指導をいただいたのだと思います。
2試合の勝利をご霊前にご報告させていただき、ウィニングボールもお届けできた。
しかし、頂戴したご恩を考えれば、まだまだ足りません。
今はただただご冥福をお祈りすると共に、チーム一丸となって”優勝”の二文字を秋にご報告、お届けに参りたいと思います。

2013年05月10日

5割

GWを終えて5割
借金も貯金もなく、不安と手応えと期待が入り混じった11試合だったと思う。
試合を終えてしまえば、結果論で考えがちになってしまう。
ファンの皆様には、スクイズと投手交代
この2点が引っかかっているのではないだろうか。
しかし、結果として失敗であったかもしれないが、どちらも前向きに捉えられるミスであったと思う。
スクイズに関しては、監督インタビューではっきりと”自分のミス”と監督が認めていた。
ミスを認め、それを公表することは難しい。
それを認められる事を含め、チームに手応えがあるのだろう。
戦力の現実を把握し、複数の戦略・戦術が使えるからこそ”ミス”が出てしまった。
もちろん徹底し、勝利できていれば最上の結果であったことは間違いないが、シーズン序盤で出たことで、中盤、序盤の試合で同様のミスが出ることは無くなった。
そして、他球団からは”今年の富山は違うな”と強く印象付けることもできたであろう。
投手交代にしても同様。
左が続く打線に対して左を続投させたことには明確な理由がある。
結果として打たれてしまったが、それだけの”信頼できる”オプションを手にしていることでもある。
長いようで短いシーズン、必ずミスで落とす試合、後悔する試合はある。
それが序盤で出たことによって、今後の大事な試合では出ないだろうことも予想できる。
きっと大事な場面、大事な試合では”あの時のあの場面”が生きてくる。
それらを含めて5割の成績で終わっていることは、今後に大きな期待が持てる。
今夜は是非とも初勝利を挙げたい福井
明日、明後日はライバル石川
北陸地区3連戦である。
雨天中止の振替が15日と21日に決定し、週4試合の厳しい日程が続く。
厳しい日程も、ファンの皆様の熱い応援があれば乗り切れる。
熱い戦いを期待したい。