前を向く
昨日、４月８日に大家投手入団内定を発表させていただいた。
日本人でＭＬＢの勝利数３位の投手
松坂投手よりも１勝多く、
防御率を見れば、もっと多くの勝ち星を挙げていてもおかしくない成績である。
そして、私と同級生の３７歳でもある。
ＭＬＢ時代や横浜時代とはスタイルを変えて、
１８０度。いや、３８０度変わって結果２０度しか変わってないくらいのチェンジである。
本日のラジオ出演で言った通り、頭ではナックルと分かっていながら、
確認せずにはいられない不思議な球
記者会見で本人が言っていただ通り
”行方は球に聞いてくれ”である。
野球やって、初めてナックルを見た。
（正確には、自称ナックルボーラーは腐るほど見てきたが）
はっきり言って、おもしろい。不思議だ。そして面白い。
是非、皆様に一度は観て欲しい。この場合の”観る”は、”診る”の方が正しいのかもしれない。
観て、診て欲しい。
きっと楽しんでいただけるはずです。
”世の中には不思議なことがある”と実感できると思います。
さて、行きも帰りも車で同行したのだが、”いい男”であった。
記者会見でも言っていた通り”何度も辞めようと思った”のに、前を向いてチャレンジしている。
私自身、前を向いてチャレンジし続けなければならない、とてもやりがいのある仕事をさせていただいている。
だからかもしれないが、振り向かず、チャレンジする人間は応援したくなる。
結果として、このチャレンジの結果がどうなるのかわからない。
１ヶ月でＮＰＢやＭＬＢにステップアップするかもしれない。
１０月のプレーオフで勝利投手になってステップアップするかもしれないし、投げていないかもしれない。
それは、彼がチャレンジしたからこそ結果があるのであって、チャンレジしなければ結果なんてものはない。
きっと、チームに合流した後、恩恵を受けるのは若い選手達なんだと思う。
大家投手が必死になってチャンレジしているのに、若い選手達がチャレンジしないわけにはいかない。
野原兼任コーチと共に、その背中で若い選手達の意識を変えてくれる事が容易に想像できる。
開幕まであと４日。
本当に楽しみだ。