富山クリーンプロジェクト
2008年から富山クリーンプロジェクトを推進している。
きっかけは、2007年に”野球を通じた地域貢献”を理念にスタートした球団が、大量のゴミを発生させて良いのか。
ゴミがゼロになることは無いかも知れないが、リサイクルやリユース、ゴミの減量を推進し、お世話になっている富山県の環境、地球環境に優しい運営はできないものか。
そんな想いから”富山クリーンプロジェクト”が発進しました。
この度、スタジアムで回収した割り箸を中越パルプ様に持参致しました。
割り箸3膳でA4コピー用紙1枚になるそうです。
地球温暖化現象が夏の酷暑を呼び、その原因は我々人間にあるのだとすれば、小さい事かもしれませんが、使用した割り箸が紙に生まれ変わることは素晴らしいことだと思います。
その他にも、マイカップ、マイバック運動に始まり、定着したとは言い難いが、マイ箸運動も推進した。
学校を訪問では、学校周辺のゴミ拾いを子供達と共に行い”ゴミを拾った子はゴミのポイ捨てをしなくなるはず”と、様々な活動をしてきました。
スタジアムのゴミは目に見えて減り、子供達も一緒になってゴミ拾いをしてくれた。
それはそれで大変嬉しいことでした。
しかしながら、我々が皆様と共に取り組んでいる富山クリーンプロジェクトは、地域の皆様のお役に立てているのかどうかについては、確証を得るに至った事がありませんでした。
そして、この度とても嬉しいことがありました。
昨年、私達が中越パルプ様に割り箸を持参した記事を見てくださった、富山県高岡土木センター小矢部土木事務所の方々が割り箸回収を推進して下さり、この度中越パルプ様まで持参いただきました。
しかも、回収箱には昨年の新聞記事が貼り付けてあり、新聞記事を貼り付けてから回収率が格段にアップしたとのこと。
嬉しい以外の言葉が見つかりませんでした。
私達が皆様と共に行った小さな活動の積み重ねが、想いが伝わり、拡がった事。
素直に”挫けずに続けて良かった”と思えました。
いつの日か、富山県にはゴミ一つ落ちていない町になることを夢見て、小さな活動かもしれませんが、今年も続けようと思います。
皆様のご協力あってこそ。
何卒宜しくお願い申し上げます。