地域貢献
昨日、高岡市及び高岡商工会議所様と連携協定を締結させていただきました。
球団が発足して7年6シーズンが経過し、BCLにとっても富山サンダーバーズにとっても、一つの転換期、変革期を迎えたのではないかと思います。
BCLとしては、NPBとの交流戦・公式戦から、よりグローバルな展開を模索し、米国ハワイ州のチームと”日米対抗戦”を開催するまでに至った。
もちろん、これがゴールではなく、世界各国にある様々なプロ野球リーグ・チームとの交流戦・公式戦を実施しつつ、BCLや県民球団が地域にとって”必要”であり”喜びや誇り”になる為に努力し続けることに変わりはありません。
そして、富山サンダーバーズでは、今までタイトなスケジュールをやりくりし、地域貢献を積極的に行ってきた姿勢を評価いただき、この度の連携協定に至ったものと考えております。
私達が”野球をさせていただける感謝”を持ち、野球をさせていただいている事に何を持ってお返しをするのか。
もちろん、勝利の歓喜を分かち合うことも大事であり、一切の手を抜くつもりはありませんが、勝敗は勝者もいれば敗者もいるのが必然。勝ち続けることは不可能です。
そうであるから、地域貢献、地域の皆様の為に何かをすることは続けられるお返しだと考え、決して手を抜くことなく、スケジュールの許す限り、地域貢献に取り組んできました。
移籍して来た選手が”地域貢献イベントが多過ぎる”と必ず言います。
勝敗にとってはコンディショニングを含め苦しいかもしれませんが、
富山サンダーバーズが県民球団である限り、それは褒め言葉であり、歩むべき道が間違えていない証左であると言えます。
チーム成績が芳しい時は、自然に笑顔にもなれますし、地域貢献イベントも楽しくできます。
チーム成績が芳しくない時は、悔しく情けない気持ちを押し隠し、笑顔で一生懸命地域の方々の為に地域貢献をします。
そんな地域貢献に対する評価をいただいた連携協定に対し、素直に嬉しく思うと同時に、これからも地域の為に何を為すべきか、身の引き締まる思いが致します。
2008年度より立山町、立山町の皆様、そして立山野球場には大変お世話になりました。
そして、これからもお世話になります。
練習拠点は城光寺野球場に替りますが、公式戦も実施し、お世話になった皆様との関係を絶つつもりは毛頭ありません。
立山野球場を利用させていただく際は、本当に多くのご配慮をいただきました。
いつも練習を観に来て下さり、選手たちに温かく、時に熱い叱咤激励をいただき、それがどんなに選手の励みになったかは想像に難くありません。
本当にありがとうございました。
そして、これからは一回り大きくなった選手達に更に熱く叱咤激励をいただく為、練習拠点を移し、精進して参ります。
本当に今までありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願い申し上げます。
我々の活動に終わりはありません。
言い換えれば、終わらせてはなりません。
富山サンダーバーズがここに在ることが当たり前になり”必要”で在り続ける為に努力し続けます。
今シーズンも、熱い応援を賜りますようお願い申し上げます。