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富山サンダーバーズのスタッフが、チームからのお知らせ、イベント報告などを随時更新!

2013年02月 アーカイブ

2013年02月25日

最強

最強
いや、最凶の冷気だそうですね。
今年はグラウンドをチラリと見ては「このまま行けば・・・」とほくそ笑んでいたのですが、
流石に許してはくれませんね。
しっかりと雪も降り、凍ってしまってます。
例年、雪のあまり降らない群馬さんとの開幕時のコンディショニングに大きな差があったことは否めません。
しかし、昨年はもっと雪深い新潟にダントツの優勝をされてしまい、言い訳は何一つなくなってしまいました。
さて、先日から合同自主トレが始まり、挨拶程度にチラリと行ってきましたが、走っている量が多いですね。
時間さえあれば走ってる印象を受けました。
きっと”貯金”を作っている最中なのだと思います。
長いシーズンが始まれば、誰でも疲弊してくる。
今貯金残高を増やしておけば、夏場の苦しい時期に貯金を切り崩せる。
そんな所ではないだろうか。
そして、ただ走っているのではなく”走れている”印象も受けました。
オフの期間にサボっていれば、当然”走れない”。
”走れている”のは、オフにトレーニングを積んできた証でもあります。
昨シーズン悔しい思いをしました。
ファンの皆様は勿論、選手達も悔しく情けない思いをしました。
その悔しさ、情けなさが原動力となって、合流初日から”走れる”体作りができているのだと思います。
時間がなく、技術練習は見れなかったのですが、そこは心配していない部分なので問題ないと思います。
後は怪我人なくキャンプインを迎え、オープン戦を戦い、開幕を迎えるだけ。
頑張り過ぎずに頑張って
”正しい練習”をして欲しい。
そして、全員怪我無く揃って開幕を迎えて欲しいと思います。

外は吹雪
吹雪なのに開幕が近づいている気配を感じる
数えてみれば開幕まで2ヶ月を切っている
フロントスタッフも焦りすぎず焦り
頑張り過ぎず頑張り
ちょっとだけ無理を重ねて無事に開幕を迎えられたらと思います。

2013年02月18日

トライアウトとリタイア

2月16日のトライアウト、ドラフトで二名の選手を指名させてもらった。
指名順は、1番目と12番目。
完全ウェーバーなので仕方ないが、1番欲しい選手を指名できることになる。
1番指名で元気の後輩の捕手を。
2巡目にクリーンアップ候補の外野手を。
なぜ投手ではないのか?そう疑問に思われた方も多いと思う。

実は、先週末、松井勇気から力の無い声で連絡があり、腰の負傷でドクターストップ。私生活にも支障をきたし、手術も検討しなければならなくなり、入団辞退と共に親とも相談し野球を諦める決断をした。そんな悲しい連絡だった。
ケガで野球を断念しなければならない事に対し、残念だし、可哀想だし、さぞ無念だと思う。
何度も申し訳ありませんと繰り返す松井に、しっかりケガを治し、再チャレンジする意欲が沸いたら連絡して来いとしか言えなかった。
まだ若いのだから、是非再チャレンジして欲しいと願うばかりだ。

そんな事情もあり、杉本一枚になる捕手の指名が最優先になった。
小林は、元気の後輩らしくやんちゃそうで肝が座ってそうな雰囲気だ。投手出身らしい勢いのある送球があり、杉本を脅かし、若林の尻に火をつける存在になるだろう好素材である。

松本はパンチがあり、肩も素晴らしい。クリーンアップ候補として期待できる。
恐らく野原、有澤は外せない現状から、駒井、板倉、更に内野手兼任の生島、佐竹と一つしかない椅子を争うことになるだろう。
もしくは、ファースト、DHを日野、島袋と争うことになるかもしれない。
更に、野原、有澤に良い意味でプレッシャーをかけてくれる存在になるかもしれない。
結果的に野手陣の層を厚くする指名になり、競争が生まれそうな気配を醸し出してくれそうだ。

野球を続けるチャンスを得た者
野球をリタイアしなければならないアクシデントがあった者
全て含めて精一杯頑張らねばと誓った数日間でした。

最後に、ケガが治ったら遠慮せず連絡して来い。
気にして待ってるぞ。

2013年02月13日

6 大上戸 健斗

新入団選手紹介その5 

6大上戸 健斗(だいじょうご けんと) 黒部市出身

待望の地元出身選手であり、高校時代からNPBドラフト候補の末席に名を連ねる選手でもある。
運動能力は素晴らしいものを持っている。
バネもありグラブ捌きも目を引く
足も速くミート力もある。
では何故NPBドラフトにピックされなかったのか?
まだまだ合同トライアウトでしか見ていないのではっきりとは分からないが
恐らく本人も自覚する課題があるのだと思う。
1、2年、もしくは3年で課題を克服し、NPBにピックされる選手になって欲しいものだ。
選手説明会で接してみると、シャイだけど野球に対する想いを持っていることは分かる。
新入団選手発表イベントでも、まさかの”有澤超え”を宣言し、
地元の先輩、首位打者をとった先輩に宣戦布告してみたりもする。
シャイなのにビッグマウス
文字にすれば矛盾だらけだが、やってくれそうな気配は感じる。
今年の内野は激戦区
ファーストは島袋と日野
セカンド・ショートは生島、佐竹、岡野、青木に大上戸が加わる。
それぞれに個性があり、楽しみな人材ばかりだ。
そして、ここに敗れるか、サードを取りに行くのか。
ここら辺も見所ではある。
もしも、大上戸が2番ショートに定位置を確保できるようであれば・・・。
楽しみにシーズンに取っておこう・・・。

2013年02月02日

地域貢献

昨日、高岡市及び高岡商工会議所様と連携協定を締結させていただきました。
球団が発足して7年6シーズンが経過し、BCLにとっても富山サンダーバーズにとっても、一つの転換期、変革期を迎えたのではないかと思います。
BCLとしては、NPBとの交流戦・公式戦から、よりグローバルな展開を模索し、米国ハワイ州のチームと”日米対抗戦”を開催するまでに至った。
もちろん、これがゴールではなく、世界各国にある様々なプロ野球リーグ・チームとの交流戦・公式戦を実施しつつ、BCLや県民球団が地域にとって”必要”であり”喜びや誇り”になる為に努力し続けることに変わりはありません。
そして、富山サンダーバーズでは、今までタイトなスケジュールをやりくりし、地域貢献を積極的に行ってきた姿勢を評価いただき、この度の連携協定に至ったものと考えております。
私達が”野球をさせていただける感謝”を持ち、野球をさせていただいている事に何を持ってお返しをするのか。
もちろん、勝利の歓喜を分かち合うことも大事であり、一切の手を抜くつもりはありませんが、勝敗は勝者もいれば敗者もいるのが必然。勝ち続けることは不可能です。
そうであるから、地域貢献、地域の皆様の為に何かをすることは続けられるお返しだと考え、決して手を抜くことなく、スケジュールの許す限り、地域貢献に取り組んできました。
移籍して来た選手が”地域貢献イベントが多過ぎる”と必ず言います。
勝敗にとってはコンディショニングを含め苦しいかもしれませんが、
富山サンダーバーズが県民球団である限り、それは褒め言葉であり、歩むべき道が間違えていない証左であると言えます。
チーム成績が芳しい時は、自然に笑顔にもなれますし、地域貢献イベントも楽しくできます。
チーム成績が芳しくない時は、悔しく情けない気持ちを押し隠し、笑顔で一生懸命地域の方々の為に地域貢献をします。
そんな地域貢献に対する評価をいただいた連携協定に対し、素直に嬉しく思うと同時に、これからも地域の為に何を為すべきか、身の引き締まる思いが致します。

2008年度より立山町、立山町の皆様、そして立山野球場には大変お世話になりました。
そして、これからもお世話になります。
練習拠点は城光寺野球場に替りますが、公式戦も実施し、お世話になった皆様との関係を絶つつもりは毛頭ありません。
立山野球場を利用させていただく際は、本当に多くのご配慮をいただきました。
いつも練習を観に来て下さり、選手たちに温かく、時に熱い叱咤激励をいただき、それがどんなに選手の励みになったかは想像に難くありません。
本当にありがとうございました。
そして、これからは一回り大きくなった選手達に更に熱く叱咤激励をいただく為、練習拠点を移し、精進して参ります。
本当に今までありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願い申し上げます。

我々の活動に終わりはありません。
言い換えれば、終わらせてはなりません。
富山サンダーバーズがここに在ることが当たり前になり”必要”で在り続ける為に努力し続けます。
今シーズンも、熱い応援を賜りますようお願い申し上げます。

47 佐藤康平

新入団選手紹介その4
47佐藤康平
3年連続獲得できた”アイツ”が佐藤である。
2012年からの残留選手を考えれば、野手に関しては殆ど心配しなくてもよく、投手と捕手の補強、特に投手、できれば即戦力の左投手の獲得が最優先であった。
その中でも中山新コーチの一番評価が佐藤であった。
東海学園大学では、現中日ドラゴンズの田島投手と2枚看板。
右のパワーピッチャー田島に対し
左の精密機械が佐藤であった。
現時点でのポジションには大きな隔たりがある。
NPBトップクラスの実績とBCLの新人投手
この差を埋め、逆転するには何が必要なのか。
身体能力では敵わないのであればインテリジェンスで勝負するしかない。
幸い、特殊能力である左投げのフォーク持ちであるのだから。
生憎の雨の為、実戦形式でピッチングをみることは出来なかったが、恐らく強気の攻めをするタイプだろう。
いつもニコニコ、腰も低く態度も柔らかいが、マウンド上では強気。
そんな山本武蔵のような人間なのではないだろうか。

説明会や電話では心配性かもしれない。
何でもかんでも聞いて確認しないと気が済まないようだ。
つまり、練習には遅刻もしなければサボることも無いだろうことが容易に想像できる。
そして、頭を使って投げる事は中山新コーチの得意とする選手。
この二人のコンビは面白いと思っているのは俺だけだろうか。
佐藤。事前に言っておくが、中山新コーチは頭を使うことと走ることに関しては妥協しないはず。
一言だけ言えることは
”がんばれ”
きっと道は拓けるぞ。

2013年02月01日

15 薮上貴司

新入団選手紹介その3
15薮上貴司
若い。
とうとう年齢が半分の選手が入団してきた。
本当に若く、顔も若ければ野球も身体もファンサービスも勉強が必要だ。
もちろん、社会人としての教育指導は絶対に必要だ。
説明会でも発表イベントでも若さ故の思い切りの良さよりも
先輩達に遠慮している姿が目立った気がする。
しかし、トライアウトでは年上の捕手のサインに首を振る等、投手らしい良い意味での我侭があったことは評価したい。
もちろん、若さ故に力んでしまって打たれたことも事実だが。
薮上には、開幕即戦力としては期待していない。と首脳陣は思っているのではないか。
身体も鍛えないと壊れてしまうかもしれないし、シーズンは短いようで長い。
早ければ5月末頃。
遅くとも後期スタート頃に戦力になってもらえれば良いと思う。
それまでは、大差の試合(これも立派な戦力であるが)から始まると思うが、1球1球が彼にとっては大きな勉強になるはずだ。
打者1人が1イニングになり、1イニングが2イニングになる。
大差の試合からチャンスのあるゲームに。
最後は僅差のゲームに投げられるようになって欲しい。
真面目にサボらず諦めずに中山コーチについていけば、大きな成長を実感できるはずだ。

ファンの皆様には長い目で見守っていただきたい。
皆様と接する時も、長い目で見守っていただければ幸いです。
きっと、若さ故の配慮が足りない面もあろうかと思いますが、
この子は成長できる素養、謙虚さを持っています。
若いとは成長するチャンスが大きく残されていることでもあり、
若さに油断すれば、気付いたときには時間が無くなっていることも意味する。
薮上が時間をどう捉えるのか。そこに成長の鍵が埋まっているのだと思う。

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