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14 大竹秀義

新入団選手紹介 その2

14大竹秀義
速い!本当に高卒ルーキーなのか?こりゃぁ凄ぇ逸材が信濃に入ったな。
当時の率直な印象である。
順調に育てば1年か2年でNPBに指名されるであろう素材。
メンタルが成長すれば信濃のクローザーとして君臨するであろうことは明白であったが、故障には勝てなかった。
昨シーズン終盤、リリーフ登板した大竹に150キロ前後の速球をビシビシと投げ込まれた時には”マズイな復活してしまったな”と思ったが、運良く獲得することが出来た。
本当にラッキーだった。

顔は一見恐い。これでムスッとしたら相当恐い。
しかし、内面は優しくて照れ屋な男である。
更に野球に対する情熱も素晴らしい。
だから、きっと、恐らく、間違いないと思うが、打たれて降板したらベンチ裏で荒れるタイプだと思う。
だから大竹にお願いしたい。
”打たれるな”と。
打たれなければ荒れることもないし、気を使うこともなければ、ファンの皆様とも笑顔で接することができる。
だから”打たれるな”と。
幸い、150キロ前後の快速球にチェンジ、スプリットの空振りが取れるボールがある。
きっちりとメンタル面をコントロールできれば、そうそう打たれるはずがない。
根が優しい男であるだけに、マウンドでは打者を見下ろして”打てるもんなら打ってみぃ!”のような気合を前面に出してねじ伏せて欲しい。
背番号については以前触れたが、
富山の炎のストッパーとして君臨して欲しい。
マウンドで吼えて欲しい。
それが14番を背負う投手の務めだと思うから。

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