新体制
本日4つのリリースをさせていただきました。
武蔵、川畑の退団(川畑は練習生契約の予定)
杉山、松井両コーチの退任
中山コーチ就任内定
佐竹選手獲得
出会いもあれば別れもあるのが世の常とはいえ
別れは寂しいですね。
武蔵には、去年オリスタで取れなかったセンター前ヒットを掴み取って欲しかった。
悩みに悩んで獲得した選手だけでなく
人間的にも素晴らしい男だったので本当に寂しい。
川畑は一年間ケガと闘い、公式戦で登板することはできなかったけれども
一生懸命練習する姿が印象的だった。
来年は練習生からスタートし、怪我を克服して選手契約を勝ち取ってくれる事を期待している。
杉山は、阪神タイガース自由獲得枠選手であり、2005年はローテーションを守り、優勝に大きく貢献した素晴らしい投手。
正直、オファーを出したものの”駄目で元々”だった。
”お世話になります”と言ってくれた時
一緒に食事をして別れる時、私の姿が見えなくなるまで、ずーーーっと見送ってくれる姿に
本当に素晴らしい人間が富山に来てくれたと感動しました。
誰一人、杉山の悪口を言う人間がいない。
一人の人間として、とても尊敬できました。
松井は、苦労して苦労してNPBのスタートラインに立った男としての泥臭さを期待していました。
監督と選手に間に立ち、人一倍大きな声を出し、率先して行動する姿には頭が下がりました。
自分がプレーする立場にありながら、若手選手達の練習を優先して指導する姿
杉山と共に、本当に頼もしく写りました。
杉山、松井、武蔵は富山を離れますが、
素晴らしい男達と同じ目標で仕事ができたことは
私の誇りでもあり、自慢でもあります。
彼等の人生に幸多からん事を切に願います。
さて、別れもあれば出会いもあります。
先に発表した大竹秀義投手は、NPBスカウトも注目していた信濃の投手
ケガもあり、リハビリや練習生の苦労も知っている選手です。
ケガから復活した選手は沢山います。
素材の良さは誰もが知るところですから、来季の課題であるストッパー候補として活躍してもらいたいものです。
本日発表した佐竹選手は、ライバル石川ミリオンスターズの選手
快足、強肩、本来の自信を取り戻せば、打率300前後は期待できる選手
こちらも素材の良さは誰もが知るところですから、環境が変わって本来の良さを取り戻せれば
岡野、駒井、生島、有沢らに続き、進藤監督好みの動く野球を実現できる選手として期待大です。
最後に、来季の投手コーチに新潟アルビレックスBCを退団された中山大氏が内定致しました。
2012プレーオフを無敗で制した新潟の投手陣を整備した人物。
NPBでの実績こそないが、社会人野球チームの選手から、新潟のフロントに転身し、一年で選手として新潟に入団、その後のBCLでの活躍は皆様がご存知の通りです。
人間的にも、情熱に溢れ、明確な目標とビジョンを持てるナイスガイ
真っ直ぐ過ぎる程真っ直ぐな男ですから、新潟のフロント時代に何度も衝突したことがあるのですが、不思議と翌日には何のわだかまりもありませんでした。
熱過ぎる男と、また一緒に仕事ができる事が楽しみでなりません。
10月は何かと寂しいことが多い季節ではありますが
11月3日のファン感謝祭で一区切りをつけ
来季に向けて突っ走りたいと思います。
最後になりますが、杉山、松井、武蔵、本当にありがとう!