プロフィール

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入団と退団

2012シーズンに達成すべき目標は”優勝”です。
残念ながら前期は北陸地区最下位
目標を達成する以前の問題でした。
前期終了時点でのブログでも書きましたが、チームとしての方向性は間違っていない。
失策も少なく、安打も、進塁打も出ている。
方向性を確認して後期に臨みましたが、後期は先発投手陣がピリッとしない。
コントロールが良く、自滅しない先発タイプを探している時に
巡り合わせ良く獲得することができました。
2011年の与四死球率は1.9(9イニング投げた時に与える平均四死球)と、米国での6シーズン通算でも3.0とコントロールは間違いないと思います。
残念ながら、2012年は6.2とやや数字を落としていますが、登板数も少なく、さほど気にする数字でもないと考えています。
奪三振率は米通算で7.8、日本では5.1→2.9ですから、打たせてとるタイプの先発投手であることが数字から分かります。
9回完封!とは行かないかもしれませんが、7回から8回を2失点の安定した成績を残してくれるものと期待しております。
翻って、西川、メサが退団することになりました。
西川は高岡出身の期待の選手。
投げる以外の面では充分戦力でしたが、克服できませんでした。
気持ちの良い男ですから、第二の人生も今まで通り精一杯頑張って、今よりも輝いたお父さんになると思います。既に次に目指す道を決めているようで、その道に向かって勉強中とのこと。西川ならやれるはず。がんばれ。
メサは最速156キロにベースの端から端まで曲がるスライダーを持ち、素材は一級品でした。
柔らかい筋肉と関節。
骨格・筋肉面で日本人には投げられないような球を投げ、期待せずにはいられない投手だったのですが、皆様ご存知のとおりの結果であり、後ろ髪を引かれながら退団の結論に至りました。

いつも考えてしまうのですが”あの選手にはこれが足りない””あの選手はもっとこうなれば”と。
しかしながら、そこを既に克服している選手であれば、富山に入団はしていないのかもしれませんね。
全世界にスカウト網を張り巡らせたMLBやNPBが放っておくはずはありませんから。

西川もメサも人間的にはとても尊敬できる選手だった。
控え、登録外になっても腐らずに練習に打ち込む姿や、社会貢献活動を嫌な顔一つせずに進んで参加している姿。
言葉の通じない異国の地で、文句一つ言わず野球に打ち込む姿。
別れは寂しいですが、新たな出会いもある。
彼等の第二の人生に幸多からんことを切に祈念しています。

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