1勝1敗・・・雨天中止
週末3連戦を振り返って、先ずもって皆様に謝罪致します。
20日のナイター戦を雨天中止にしましたが、天候が回復し、試合開始予定時刻の18:30には試合ができる状態でした。1時間100ミリの記録的豪雨や各種警報、天気予報や雨雲予測を注視し、出来うる限り開催の方向で粘りに粘って試合開始直前に中止を決定致しましたが、私の判断ミスでした。雨の中ご来場いただいた方、遠方からご来場いただいた杉山ファンの方、ご来場の判断をお待ちになられていた方、並びにロキテクノ様や出店業者様、そして石川ミリオンスターズ様、本当に申し訳ありませんでした。
球団代表 味方 健二郎
さて、21日@オリスタでは、2:8の惨敗。
3回表無死1塁の場面で雨脚が強くなり2時間21分の中断を余儀なくなれる。
先発の杉山・杉山は2時間超の中断を挟んでの続投であり、3回表裏の各1点は誰も攻められないが、惜しまれるのは1点を先制し1死1・2塁ジョニーの打席でフルカウントからの空振り三振盗塁死のWプレー。積極的なプレーで作戦に間違いは無いが、せめてバットに当てて欲しかった。右投手対左打者でもあり“せめてバットに・・・”
3回裏に先頭に2塁打を許し1点を返される(これも杉山が2時間超の中断後で致し方ない)。
問題は4回裏の4失点である。見逃し三振、空振り三振で2死をとり、四球、安打、死球で2死満塁→走者一掃の2塁打で3失点。雨天中断後でもあり、リズムや感覚が気持ちに微妙なズレが出てしまうのは致し方が無いが、それは相手の杉山投手も同じ事。四球、(安打)、死球は苦しかった。
2時間21分の中断中、集中力を切らさないように懸命に努力している杉山兼任コーチの姿を見ていただけに、3回を1失点で凌いで、4回2死をとって若干の緩みがあったのかもしれない。そう考えるとあまり攻められないような気もするが、ここが試合のポイントであったことは事実である。
22日@美浜では、5:3の逆転勝利。
初回にヒット→盗塁→ワイルドピッチで先制され、2回にヒット→ワイルドピッチ→ヒットで追加点にエラー絡みで3点のリードを許した時は、福泉投手の調子を考えれば“苦しい”のが本音だった。5回に2点を返し、リリーフが今現在BCLNO.1投手かもしれない森本投手。連打は望めず福井MEが勝利を取りに来た継投であったが、制球の定まらない中、カウント3−0から日野が同点ソロHR。大陽の2塁打で森本投手から逆転した事は大きい。富山投手陣は、5回1死2塁で高塩にスイッチ。先発投手にとって5回を投げきる前の投手交代は1点負けているとは言え思い切った交代である。(※先発投手は5回を投げ切らないと勝利投手の権利がない)高塩→元気の継投で無失点で凌ぎ、高塩に3勝目、元気に初セーブが付く好内容であった。
この試合では、4回1/3で昨年チーム最多勝利の百合を降板させた采配が、即ち勝利への執念が少しだけ勝った結果が勝利に繋がったのであろうし、福泉→森本→藤井の徒手リレーは、恐らくBCL屈指の投手リレーであり、この投手陣から5点をもぎ取ったことは、今後の大きな自信になる。
打線に関しては、大きな不安を感じることもなく、ある程度戦って行ける目処は立てられた。
投手陣は、前期からの課題である“無駄な四死球”の課題が克服されていないが、一朝一夕に克服されるものでは無いだけに、一歩一歩前進するしかない。7月は凌ぎながら勝利を拾い、8月は修正された投手陣と隙の無い打線で勝利を取れる試合が期待できそうだ。
フロントとしても、更なるチーム力アップの為にの(実現するかどうかは別として)補強を検討し、2008年以来の後期優勝を勝ち取りたい。
チームもフロントも一丸となって勝ち取りたい。