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開幕前日

明日、BCリーグ6シーズン目の開幕を迎える。
プロ野球なんて本当にできるの?と、失笑されたのが7年前。
無事6シーズン目の開幕を迎える事ができることを本当に嬉しく思います。
今シーズンの目標は”優勝”である。
これほどシンプルな目標もない。
普通は優勝する為の目標(これをクリアできれば優勝できる)を設定するものだが、そのものズバリを目標にするのは、いささか芸もなく、恥ずかしい想いも無くは無いのだが、これが最低限達成しなければならない目標であり、プロセスよりも結果の求められるシーズンであるから仕方ない。
OP戦・練習試合は3勝2敗1分であった。
練習生を使いながら、実力の分かっている在籍選手ではなく、新入団選手の力量を測りながらの成績でありながら、例年よりも手応えを感じるシーズンインである。
特に印象に残ったのは、監督の考える野球を実践しようとする選手達の姿勢。
ランナー3塁で意図の見えるセカンドゴロがあった。
記録上は凡打かもしれないが、意図して1点をもぎ取った打席は評価できる。
昨シーズンの前期中盤もそうだったが、内野ゴロで点を取れる時は強い。
”俺達は点を取れる”自信に漲って、プレーにも余裕が出る。
一打席、一球に意図があれば、成功も失敗も考える事ができる。
考える事ができれば、上達スピードが早くなる。
そんな想像が出来る打席が多く目に付いた事が、例年よりも手応えがある要因だろう。

BCリーグでは、ビジター開幕とホーム開幕のどちらを開幕投手と呼ぶに相応しいのか分からないが、明日のビジター開幕では元気が先発する。
強気な性格の元気であれば、開幕戦独特の緊張感を自分の力に変えてしまいそうな気がする。
勢いに乗った元気は相当手強いはず。
また、地元開幕戦は、順調であれば百合になるはず。
昨シーズン10勝を挙げ、10敗を喫した。
チームに貯金を造ってこその背番号48=エースである。
今シーズンへの意気込みも高く、早くから”開幕投手宣言”をしていたほど。
地元開幕戦で、先ずは貯金を一つ造って欲しい。いや、造るだろう。

打線では身体を絞り込んだ島袋を4番に、駒井、杉本のクリーンナップは遜色ない。
松井、生島、七條の出塁率が上がれば、高橋のしぶとさ、大陽の読みも冴えてくるだろう。
クリーンナップが返し、クリーンナップが内野ゴロで還ってくれば強い。

また、リードしていれば、充実の時を迎えている武蔵、156キロ右腕メサ(※OP戦で既に154キロを掲示)、最後は杉山が締める磐石のリレーが待っている。
従って、今シーズンは杉山の姿を観る回数が多ければ多いほど優勝に近い言える。

開幕を翌日に控えると、不安と興奮で眠れなくなるのだが、今夜はすっきり眠れそうだ。
進藤監督ならやってくれる。そんな確かな手応えを感じる。
明日、福井県営球場で2012シーズンが開幕します。
多くの皆様から叱咤激励を頂戴できれば幸いです。
叱咤激励の数が多ければ多いほど、優勝に近づきます。
今シーズンも熱いご声援を宜しくお願い申し上げます。

球団代表 味方 健二郎

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