4月7日(土)ロキテクノベースボールクラブ様との練習試合は、降雪等により残念ながら中止になってしまったが、
4月8日(日)伏木海陸運送野球部様との練習試合は、晴天にも恵まれ、無事試合をさせていただくことができた。
結果は4対1(10安打、2失策)で勝利させていただくことができ、貴重な実践の場を提供下さった伏木海陸運送野球部様に改めて感謝申し上げると共に、諸事情からWヘッダーでのグラウンド使用をさせていただいたHBC金沢様、石川ミリオンスターズ様にも改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
さて、肝心の試合内容は収穫もありミスもあり、まだまだ実践不足を露呈した試合であった。
先ず、練習生4名が気持ちのあるプレーを見せてくれた。
彼らは選手と違い、給与も用具も提供されず、日々選手達と共に”選手契約”を目指し練習している。当然、BCL公式戦に出場することは”今のままでは”出来ず、練習試合等の少ないチャンスをモノにして選手契約を勝ち取ることが必要になる。
1番ライトでスタメン出場した有沢。
5打数3安打、1盗塁死。
目を引いたのは、2打席目。無死1塁でセカンドゴロを打つも、間一髪1塁はセーフ。
2死無走者と1死1塁では天地ほどの差があるが、地味で目立たない打席ではあるが目を引いた。
守備機会は平凡なライトフライを無難にさばき、問題ないように見えた。
高岡商業高校でもライバルであった西川和成とのライバル関係は今後も続きそうだ。
2回裏七條から交代した岡野。ご存知群馬DPの元選手。
選手として出場した経験のある岡野としては、他の練習生以上に契約が欲しいはず。
打席では2打数0安打、1等塁、1四球、1エラー出塁で出塁率5割。
四球で出塁し、即盗塁。エラー出塁し、駒井のライト前ヒット(ライトが捕球したがショートバウンドでヒット)もタッチアップ(記録上は安打での進塁)して3塁を陥れる好走塁。
最大の武器”足”を存分にアピールした。
羽根は9回に安打を打たれるも、ショートゴロWプレー、空振り三振で3人でセーブを挙げ、
若林も2打数1安打で1打点を挙げた。
新戦力も実績を残した。
野手陣では
生島は抜群のバットコントロールで2打数2安打。足もある、
高橋は安打こそ出なかったのもの、安定感のある守備は目を引いた。
青木は緊張からか守備でミスをしてしまったが、2打数1安打で素材の良さが際立つ。
杉本も振り回さず2打数2安打1打点。
投手陣では、
高塩が抜群のキレとコントロールで危なげなく、良い時の#21田中と言っても過言でなかった。
そして杉山兼任コーチも格の違いを見せ付けた。
また、既存選手では、隆史の成長が目を引いた。
ランナーを背負った時に課題は残るが、オフに相当厳しいトレーニングを積んできたのであろう事が伺えるナナイスピッチング。昨シーズンは本人も言っていたが”戦力になれなかった”が、今シーズンは貴重な戦力になりそうだ。
その他の選手は概ね順調に見えたが、坂間はコロンビアの疲れが少し残るのか・・・。
ミスがいくつかあったが、これは実践不足によるもの。
OP戦、練習試合、紅白戦を重ねれば、自然と解消される類のもの。
さして心配する程のことは無いと思う。
概ね安心して練習試合を観戦したが、懸念はこの試合の後にありました。
HBC金沢対石川MSの練習試合。
先発が松山(元横浜BS)、1塁マデラ、3塁ウィリー、左翼アセベド、代打ヤクブ・・・。
マデラは片手でレフトフェンス直撃、ウィリーは振り回さずに四球を選び、アセベドは当てただけで逆方向のあわやHR、ヤクブは結果こそでなかったものの・・・。
そして、更にこれでもかと、ベールは脱いでいないが、2011台湾プロ野球の前期MVP スティーブ・ハモンド投手(左腕)も入団した。
恐らくBCL史上に残る超大型補強を敢行しただろう。
今シーズンのライバルは福井かと勝手に思っていたが、石川は石川だった。
手応えのある練習試合
ライバルの補強に驚愕し
今シーズンも厳しい戦いが始まります。
勝敗を分けるのは紙一重
その紙一重を手繰り寄せる為に日々厳しい練習を積む選手達
それでも手繰り寄せられない紙一重の差を
スタジアムにお越しいただける皆様と共に手繰り寄せたい。
今シーズンこそ。
今シーズンこそ。
今後とも宜しくお願い申し上げます。