NPBからの選手派遣について
昨日3月1日NPN実行委員会にて、育成選手の独立リーグへの派遣が承認された。
NPB側は1球団4人まで派遣可能
BCL(四国IL)側は1球団5人まで受け入れ可能とのことだ。
これは画期的であり、評価すべき決定であると考えている。
メリットを整理すると
NPB:育成選手に実戦経験の場を確保できる。
BCL:選手給与コストが削減され、レベルの高い(であろう)選手を獲得でき、BCL全体のレベルアップに効果が期待できる。また、BCL所属選手は「何が足りなくて、何が足りているのか。」モノサシが身近にあること。
デメリットはどうか。
NPB:育成方法や指導方法まで目が届かない可能性がある。
BCL:夢を叶える為に努力している所属選手の出場機会が奪われる可能性がある。
概ねこのように整理できると思う。
また、昨日のNPB実行委員会で決定されただけで、具体的にNPB球団から派遣のオファーがあるわけではない。
富山サンダーバーズとしても、メリット、デメリット、リスク、リターンを整理し、様々な事を検討しなければならない。
そして、オファーがあり受け入れることになれば、我々の所属選手に期待したい。
夢を叶えてNPBのスタートラインに立った選手達が同じグラウンドに居るのであれば、
彼等を圧倒するような練習量と精神力で凌駕して欲しい。
少なくとも彼等よりも練習しなければ、夢のスタートラインに立つことは許されない。
練習量が全てでは無いのかもしれないが、練習量でも、練習の質でも、練習に対する取り組み方でも、気合でも、用具の取り扱い一つとっても、全てにおいて負けない事を期待しているし、我々の選手は全てそのような気合のある選手だと信じている。
兎にも角にも、NPB側が一歩踏み出した。
BCLも一歩踏み出した。
未来は明るいと信じている。