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ベストナイン

昨日、2011BCLベストナインが発表された。
富山からは2名。
外野手:駒井
DH:島袋
大変名誉な受賞であり、1シーズンの努力が報われる結果であった。
本人達は、6球団の監督コーチ投票で選出されたことに誇りを持っていいと思う。

駒井は前期野手MVPを獲得したことが研究され厳しいマークに遭い、後期に調子を崩してしまった。
内角、内角、内角。
良い打者は外角一辺倒の配球では打ち取れない。
駒井が良い打者として認められればこその配球であった。
駒井はこの内角攻めを克服しなければ、先が見えてこないことも事実である。
10月の秋季練習を見ていて悔しい気持ちが伝わってたので、2012シーズンは内角攻めを克服した一皮も二皮も剥けた駒井が見られると思う。

島袋は、走攻守でいえば"攻"だけの選手であることは間違いない。
成績を見ればDHでの選出は妥当と思うが、本人は納得していないはず。
入団会見で豪語したように30HRには遠く及ばない。
想像していた以上にBCLのレベルが高かったのだと思う。
秋季練習が始まる際に”守れない選手は使わない”と進藤新監督から訓示があった。
10月末の守備練習で、驚くほどレベルアップした島袋が居た。
それでも、一人前には程遠い。
ただ、島袋も”こんなはずじゃなかった”選手。悔しい思いが伝わる。
人前では努力する姿を見せようとしない恥ずかしがり屋の島袋だが、守備の上達ぶりを見ると努力していることが分かる。

二人ともNPBに行ける素材だとは思う。
ただし、二人とも決定的な弱点がある。
ベストナインに選ばれた二人には、ベストナインとしての義務もある。
受賞を喜ぶばかりではなく、より一層の努力でチームメイトを引っ張ることが義務だ。
オフシーズンも鍛錬を積み、弱点を克服し、チームメイトを引っ張る。
来季は30盗塁のセンター駒井と、30HRのファースト島袋が見られるはずだ。
そんな二人と大陽、七條、武蔵、百合がチームを引っ張り、元気、坂間、杉山、瀬戸がブレイクすれば・・・。
皆様、期待して下さい。

追伸 鈴木康友氏が東北楽天ゴールデンイーグルスの1軍守備走塁コーチに就任されました。おめでとうございます。
埼玉西武ライオンズを退団されるも優秀なコーチを野球界が放っておくはずはなく、安心致しました。
それにしても、富山サンダーバーズは指導者に恵まれた球団だったと、心から思えます。
元野球小僧として、選手が羨ましいと思っているのは私だけでしょうか。
羨ましいぞ。ほんとに。

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