芦沢さん
現横浜ベイスターズ ブルペンコーチの芦沢さんと昼食をご一緒させていただいた。
ご存知、前新潟アルビレックスBC監督の芦沢さんである。
芦沢さんは、設立初年度、石川MSの運営部長として裏方も経験され、BCLでも四国ILでも監督を務め、独立リーグの表も裏も経験された数少ない方である。
面倒見が良く、いつも”にっ”と素敵な笑顔で和ませてくれる方でした。
現在、横浜ベイスターズの成績が芳しくなく、色々とご苦労をされておられるようですが、そんな中でも真っ先にBCLの現状、先行きを心配して下さって、お心遣いにとても暖かい気持ちになりました。
独立リーグとは。
NPBから見たBCLとは。
BCLの選手とは。
地域貢献とは。
色々な意見交換をさせていただき、本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。
そんな中でも、
『独立リーグの気持ちを忘れてはいけない』と、おっしゃられた時の表情が忘れられません。
野球をさせていただける感謝。
それは地域の皆様への感謝であり、恩返しをさせていただくことでもある。
勝利ももちろん大事だが、勝利が全てではない。
地道ではっきりと成果が分かるわけではないが、
感謝の念を持って、地域の皆様に恩返しをしなければならない。
監督も裏方も経験された方のお言葉でした。
学校訪問、施設訪問、清掃活動、野球教室・・・。
色々な地域貢献活動を行っているが、目に見える成果があるわけではない。
”これでいいのか?”と自問自答しながらの活動を続けるのは本当に苦しい。
芦沢さんとお話させていただき、改めて方向性が誤っていることはないし、感謝し、続けることが大事なんだと認識できた。
ある意味、BCリーグとしては優秀な人材を失ったのかもしれないが、その人材がNPBで活躍の場を得ていることも、とてもとても嬉しい。
芦沢さんの今後のご活躍を祈念しております。
そして、いつかまた、一緒に仕事ができることを楽しみにしております。
芦沢さん。貴重なお時間をありがとうございました。