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2敗1分

3連戦を終えて2敗1分
後期通算では、4勝8敗1分で、首位福井とは3.5ゲーム差である。
3連戦は、
29日 福5−4富 安打は福10−11富
30日 石1−0富 安打は石5−6富
31日 石3−3富 安打は石5−6富
3戦共に安打数は1上回り、得点は1少ない。
安打数=得点数ではないが、決して打力が弱いわけではない。
安打を打つ力は確実についてきているが、攻撃力が弱いことは間違いない。
前期でも、決して安打数も四死球数も少ないわけではないのに得点数が低い。
”あと1本”が出ずに苦労していた時期があり、
”あと1本”が出だしてから5割まで急上昇したことは記憶に新しいところである。
では、その”あと一本”を誰が打つのか。
この男に注目したい。

#8 成瀬友登
29日、9回2死から代打で登場し、カウント2−2からしぶとく1・2塁間を抜く安打、3塁まですすみ、同点のチャンスメイク。
30日は、9回先頭の近藤に代打し、2−2から悪くない当たりのセカンドゴロ
31日は、7回1死2塁から近藤に代打しストレートの四球、9回は2死からレフト前ヒット
3連戦は3打数2安打1四球の成績
前期、守備でリズムを崩し、自信を失ったかのように見えていた。
打席でも雰囲気がなく、やたらと”引っ張る”場面が目に付いた。

思い起こせば、昨年の”突然のブレイク”はスライダーを見極めカットできるようになってから。
スライダーをカットして甘い球をガツン!
簡単に振り回してくれない、外角の臭い球は見極めるかカット。
そして、甘く入った球は本塁打。
怖くて面倒な打者だったはずだ。

それが、金曜日の打席の雰囲気が違った。リラックスして体を大きく見せるような構え。(力んでいると小さく見える)
事実、金曜日の福井ME織田が”単打(シングルヒット)OK”と指示していたように、
雰囲気が良かったのだろう。
日曜日も打席での構えが大きく雰囲気が良かった。
『野球素人が!』と言われそうですが、
復調の兆しが見えたのではないだろうか。
内容も右方向が2本と左方向が1本、四球が1本。
逆方向に打球が飛ぶのが良い兆候。
これでスライダーをカットして甘い球を待てるようになれば・・・。
あまり過度の期待はやめよう。

腐りそうになりながらも必死に練習している成瀬。
まだまだ足りないと言われるかもしれないが、
苦労して、壁にぶち当たって、それを乗り越えたのならば、
持てるポテンシャルを考えれば”化け物”になって帰って来るかもしれない。
過度の期待は・・・。
でも期待したい。

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