【学校訪問】高岡市立志貴野中学校
26日(火)、高岡の志貴野中学校に進藤コーチ(高岡市出身)、大陽選手、西川選手(高岡市出身)が訪問し、同校野球部(33名)の指導を行いました。
3年生が引退し、1,2年生による新チーム発足時期という事で基本的なトレーニングやキャッチボールの指導を行うということだったのですが、
進藤コーチが最初に行わせたのは『グラウンド整備』でした。
まずは小石を拾い、次にトンボを使ってマウンドやバッターボックスなどの凸凹をならし、約30分かけて平らなグラウンドを整えました。
進藤コーチは「小石があるようなところでは思い切ってスライディングは出来ない。凸凹してイレギュラーしてしまうグラウンドでは満足な守備練習は出来ない。100%の練習を行うためには、100%練習できる環境を作らなくてならない」と説明しました。
この言葉にはその場にいた誰もがハッとさせられました。
グラウンド整備、練習環境作りは基礎中の基礎だということを認識されられました。
この後は走り方やストレッチング、反射を鍛えるトレーニングなどを行いました。
また1年生には進藤コーチが直々で投げ方の指導を行ってました。
練習開始から2時間後、ようやくペッパー練習(バッターがワンバウンドでピッチャーに返す練習)が始まったのですが、雷が鳴り響き、黒い雲が迫って来た為、やむなく練習を切り上げることとなりました。
それでも練習後のグラウンド整備は手早く行いました。
案の定学校周辺はゲリラ豪雨となったので、残り40分は室内での質疑応答となりました。
バントの仕方やコントロールをよくするためのコツを生徒が聞いた後、
顧問の先生が「監督が練習にいない時、生徒のモチベーションを上げるにはどうしたらいいですか」と質問しました。
進藤コーチは「そういう場合、選手達のモチベーションは必ずあがっている。具体的な練習内容と目標を与えれば、それをクリアしようと絶対に頑張る」と非常に明快な返答をされてました。
志貴野中学校野球部のみんな、グラウンド整備から始まる練習を頑張って強いチームになってください。
そして教職員、関係者の方々ありがとうございました。