個人成績
BCL公式HPで個人成績が発表されております。
もちろん、最大4試合分ですので参考値にはなりますが
富山サンダーバーズの成績について、様々な要因が読み取れます。
野手で目に付くのは
大陽:500
駒井:417
島袋:300
成瀬:000
上田:222
町田:182
昨年の3・5・6番がこれでは難しい。
上田は粘って粘って四球を拾うなど、打席で執念が見られるので問題ないだろう。
町田も1本ヒットが出た後の打席で、レフト方向へおっつけて2本目。1本出たことでリラックスして打席に入れた結果であろう。これも今後は心配無用。
問題は成瀬だ。打撃練習の内容は問題ない。むしろ好調なように見える。
しかし、1本が出ないことで焦っているのではないかと思われる。
福井ME藤井投手も成瀬の初球の入り方が慎重すぎるくらい慎重だった。
それだけ警戒される存在になった証左である。
ポテンヒットでも良い。ボテボテの内野安打でも良い。何でも良いから1本出れば、大きな期待を込めて大丈夫なはずだ。藤井が恐れる程の選手なのだから絶対大丈夫だ。
駒井、島袋の新戦力は思い切りの良い打撃で結果を残している。
ここに文句無く良い七條と大陽。瀬戸と近藤が小技で貢献できれば”打線”として機能するのは間違いない。
そして、坂本、池田が復調すれば、先発メンバーを迷う贅沢な悩みが出来るかも。
チームとしては、犠打が2(大陽の2)、盗塁が0。
シチュエーションにより仕掛けられる展開があったか否かによって数字は変わるが、寂しい数字であることに変わりはない。犠打、盗塁が増えていれば対戦相手にプレッシャーを与えられている一つの指標になる。この数字にも注目していきたい。
投手陣では、田中の不調が痛い。毎年夏頃から調子がグングン上がる投手ではあるが、不調な中、初戦は2失点、2戦目も4失点で凌いだのはベテランならでは。
勿論、リリーフした元気、日名田の好投があってこそだが。
リリーフ陣は心配なさそうだ。数字を確認いただければ、日名田、元気、武蔵、遠上は防御率0.00であることが分かっていただけると思う。
つまり、先発が5・6回まで試合を作れば、充分戦えるチームであることは明白だ。
そしてGWは全チーム先発投手が足りなくなる。
田中の復調はもちろん、百合、3〜6番手は日名田、杉山、元気辺りが担うはず。
後ろには、安定感のある遠上、シンカーが冴えて左打者にも通用するところを見せた武蔵が控えているので、先発は6回まで試合を作ればなんとかなる。
成績こそ2敗1分ではあるが、そこまで悲観する内容ではなく、むしろ期待感のある3戦であったと思います。
皆様もBCL個人成績をご覧いただき、数字を参考に試合を観戦いただけると、新しい魅力を発見でき、もっともっと野球の魅力を感じていただけると思います。
是非、一度ご確認いただき、参考にしてみて下さい。