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バット工場

今日は練習が休日ということで選手はバット工場にバットのオーダーをしに行きました。

南砺市は全国有数のバットの生産地でNPBで使用されているバットの大半も南砺で削られています。
今回選手が伺った工場にはMLB・パイレーツに所属する岩村選手も毎年、バットの微調整のオーダーを伝えるために顔を出されているそうです。

そういう意味では、富山でプレーしている選手たちは幸せ者です。岩村選手と同様に、長さや重さ、形状、材質、カラーなどの細かいオーダーを選手それぞれができるのですから。独立リーガーではありますが、一足先に気分はNPB選手やメジャーリーガーです。

選手は前期と後期に分けてオーダーしますので、今回は後期分のオーダーを行いました。
野手にとってバットは大事な大事な商売道具です。どの選手も細かなこだわりがあるようで、前期に使用したバットを微調整する選手もいれば、成績が不振だったため、ガラリと形状、重さを変える選手もいました。

その中でも上田選手が1番、工場の社長との打ち合わせに時間をかけていました。社長は上田選手のオーダーに丁寧に対応してくださり、オーダー通りのバットを試しに削ってくれました。そのバットで数回素振りした上田選手は満足顔。きっとこのバットを手に後期は大活躍してくれることでしょう。

不甲斐ないのですが、サンダーバーズは現在のところチーム打率はリーグ最下位。
6球団で”1番いいバット”を使っているはずなのに、この成績では示しがつきません。
バット工場の社長に恩返しする意味でも、これからの野手陣の奮起に期待したいものです。

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