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2008年07月27日掲載

小林 雄輝〜富山小林リーグ初安打が適時打

〈サヨナラ負け〉
前期の最終戦で、悲願の初優勝を果たした富山。しかし前日(25日)の後期開幕戦は、前期MVPのエース小山内で敗れ、まさかの黒星スタートとなってしまった。
ビジターの福井に乗り込んでの後期第2戦。前期1勝に終わった生出が、連敗をさけるべくマウンドに上がった。初スタメンマスクの小林のリードにも注目が集まった。

まず小林がバットで生出を援護した。2回、草島の二塁打と犠打で1死3塁の好機を作ると、8番小林が右前に適時打。今年の2月まで陸上自衛隊に所属していたという異色の肩書きを持つ男の、リーグ初安打で先制点が生まれた。
3回には2つの暴投などで伊東が生還。追加点をあげる。
先発の生出は毎回のように走者を許すが、変化球を低めに集め、決定打は許さない。5回には1死一、三塁のピンチを背負ったが、併殺で切り抜けた。
3回以降、チャンスの少なかった富山は8回、先頭の野原が出塁すると、犠打と草島の中前打で1死一、三に。
ここで7番・優士が右前に運びリードを3点に広げた。
8回からは萩原が登板。2三振を含む3者凡退に打ち取った。
9回、3番手の小園にスイッチ。しかし、同点に追いつかれ、最後は笹村に三塁打を浴びてサヨナラ負けを喫した。

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とやま・いしかわ報知
「スポーツ報知」にて富山、石川に密着したスポーツ記事を掲載中。

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