サンダーバーズ公式練習場決定
〈立山町総合運動場〉
BCリーグの富山サンダーバーズが12日、今年4月から立山町総合運動公園野球場=写真、立山町役場提供=を公式練習場として使用することを発表した。立山町役場で会見に臨んだ鈴木康友監督は「立山連峰は富山のシンボル。そこをバックに練習して、今年はなんとしてでも優勝したい」と、初の栄冠を誓った。
昨年は魚津・桃山野球場など、練習場所を転々。野球に集中しづらい環境が続いたが、今季は富山駅から車で約25分の球場で、汗を流すことになった。内野は黒土、外野は天然芝で覆われ、広さは両翼95メートル、中堅まで120メートルだ。
立山町サイドも完全バックアップを約束。舟橋貴之町長は「テニスコート2面分の屋内グラウンドも建設中」と、年末に室内練習場が完成することを披露。「サンダーバーズの旗を街灯につけるとか、盛り上げていきたい」と語った。立山町に誕生する“サンダーバーズタウン”から、富山がリーグ初優勝を狙う。