この試合は、逆転し逆転され、また逆転しまた逆転されるというシーソーゲームに。
結果は9−10で石川に敗れることに。
はっきり言って内容の悪い試合だった。
ただ攻撃陣はよく点数をとったと思う。
先発の元気だが、初回の先頭バッターからいきなり2者連続の四球はいただけない。
高卒ルーキーとして、チームが優勝争いをしている状況で、先発を任せられるという重圧は大変なものだと思う。
まだ19歳の元気にはいい経験だったと思うが、ピッチャーはストライクを投げれなくては話にならない。
期待をこめて厳しい言い方をしたが、この経験を生かし、がんばってほしい。
問題は4回途中から、元気の次に武蔵がいかなければならないというこの現状。
高卒の元気が先発し、抑えの武蔵が4回からリリーフ。
週末の先発予定の田中、日名田、百合は、福井、石川との直接対決に備え、できる限り使いたくないという横田監督の気持ちもあり、なによりも負けられないというところからの、武蔵の起用だったと思う。
あとのピッチャーたち、ちょっと情けないぞ。
いつまでも悠長な考えでいられるほど甘い世界ではないはず。
もう後がないんだというつもりでやらなければ居場所はない。
ここで野球をやると決めて富山に来た以上、甘い考えは捨てて、自分の能力を高めながら、チームの勝利に貢献できるようがんばってもらいたい。